地域の子ども・若者と一緒に
課題に寄り添い、時には叱り、
励まし合い共に歩んでいさます。

"自他を愛し、周りに感謝、希望を持って社会人になる。"こんな想いを大切にしていさます。

学ぶ

学ぶとは学習することでしょうか?

当法人は2008年より慰霊塔と、お墓の保全を行ってきました。そこで、慰霊塔、お墓を通して”家族のかたち”が変化してきていることに気づきます。

慰霊塔の保全活動は、沖縄の教育機関であった”沖縄師範健児之塔”を中心に行ってきました。活動を行うなかで、沖縄の戦前、戦中、戦後の生活の歩みと教育の歩み、当時の若者の生き方を知るきっかけになりました。若者の中には、必死さを受け止めて生きる人もいれば、まずは自分のことを優先する人、逆に何をしていいかわからない人がいることもわかりました。

当法人はこれまで若者のサポートや生活困窮者支援を行ってきました。様々な出会いを始め、どこにも行く場所がない人達との共同活動を通して感じたことは、時代が変わっていも人は常に悩み、どうしていいか分からない等、生き方の難しさや困難を抱えていることです。

居場所の提供をしていく中で、福祉や労働が生き方の支えになることを実感しました。

また、平成24年度から沖縄県より15歳~39歳までの若者の職業訓練を受託しております。この事業は働くことの大切さから始まりました。訓練を実施したことで、基礎学力の重要性、そして体力の大切さと精神の安定性である心と体の一致を痛感しました。

当法人が居場所づくりを続けるなかで見えてきたものは、人は場所や人の背中を見ることで学ぶ。学ぶとは「真似る」ことであると思っています。